豆腐ができるまで
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高梨商店では豆腐製造において、にがりに加えて海洋深層水を使っています。
大豆を炊いて搾り機にかけると豆乳ができます。この豆乳を固めて豆腐を作る際に、にがりの溶き水として海洋深層水を混ぜています。
海洋深層水は深海から採水しています。太陽光線が届かず、表層の水と混ざり合うことがないため、植物性プランクトンなどの生物による有機物合成がほとんどなく、微生物の繁殖もありません。また非常に清浄性の高い水になっています。深層水のミネラル分とほどよい塩分が大豆本来の風味と甘味を引き出して美味しい豆腐を作り出しています。
作業風景
大豆を水で洗浄して汚れを落としてから脱気水に浸けます。品種によりますが、冬場は24~30時間くらい夏場は6~7時間くらい水に浸けます。
十分に浸かった大豆に水を加え石臼で粉砕します。
このときに高梨商店では、石臼の回転速度を1/2程度に落とし石臼の摩擦熱による大豆の変性を抑えています。そうすることにより大豆本来の持つ旨味を引き出しています。
枠の中に豆乳と凝固剤を合わせ豆腐を作ります。
重石を載せて60分くらい置きます。
枠から水中で豆腐を抜き、カットします。
もめん豆腐はやき豆腐・生揚げなどにするために簾に押します。
カットした豆腐をパックに詰めて包装します。
包装された豆腐はおよそ2℃くらいの水槽で1時間くらい冷却した後に出荷され店頭に、そしてお客様のもとへ届きます。